会長あいさつ

ごあいさつ

2025年6月11日
筍楓会会長 相場  修

筍楓会会長 相場 修


筍楓会会員の皆さまにおかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は筍楓会の運営にご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

   この度の理事会におきまして、廣嶋義也前会長の後任として会長に選任されました相場修でございます。廣嶋前会長に  おかれましては、3年にわたり当会の運営、発展にご尽力を賜り心より感謝申し上げます。微力ながら誠心誠意会長の役目を務めて参りますので、皆さまのご指導ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  

 さて、筍楓会は昭和30年11月、羽後銀行の創業60周年を機に退職者組織として発足しました。北都銀行として創業130年を迎える本年、結成70周年の節目を迎えます。発足時に13名の諸先輩で会が結成され、今日 702名の会員で70周年を迎えることは誠に感慨深いものがあります。諸先輩方の弛まぬご努力によって会が受け継がれてきたことを思う時、改めて敬意と感謝の念に堪えません。

 改めて結成時に定めた筍楓会の意義を見ますと「春は筍(たけのこ)、秋は楓(かえで)を表し、春夏秋冬を通じ懇親を深め、浩然の気を養うことを意味する」とあります。「浩然の気」はご存じの方も多いと思いますが、孟子の言葉で、天地の間に満ちる大きな気あるいは水がゆっくりと流れるようなおおらかで穏やかな心持ちのことを意味するとのことです。会の意義を「浩然の気を養う」というところに求めた先人の造詣の深さに改めて感服し誇らしくも思うものであります。

 先人の想いを受け継ぎ、後世に脈々とその想いを繋いでいくことが我々の大きな役割と認識しております。今年も秋には恒例の総会・懇親会を開催いたします。結成70周年という大きな節目に多くの会員の皆さまが集い、近況交換や懐かしい銀行時代の語らいなどで懇親を深め祝賀する機会にしたいと存じます。この先の会員皆さまの「浩然の気を養う」一端にもしていただければ幸いです。

 結びに、北都銀行の益々のご隆盛と会員皆さまのご健勝を祈念申し上げまして、会長就任のあいさつとさせていただきます。